ここから見る景色は、何ら変化がない。
この、ビルの四階からの眺めは近辺の縦長の建物達に囲まれているだけだ。
水の音がしている。
この店唯一の東の出窓に近づくと地勢の様子がわかる。
雪がとけはじめ、その溶けた水が通り行く車の走行音を変えている。
出窓の縁の植物の綴り、季節外れにゼラニウムが一輪咲いている。
この季節に見る桃色の花は、それだけで可憐だ。
春の匂いがしている。
久々徒歩にて出勤。
少しだけ軽くなった装いの人々。
冬が長いとその分だけ、楽しみが大きくなる。
店の盆栽の梅の木。
今年は全く沈黙している。
生きてるか否かが解らず、こういう時話せない植物を恨めしく思う。
二月は短い。
この短い中にも様々な事が。
開けるとまた、いよいよ本格的に春。
出逢いと別れの季節。
思えば三十数回目のこの季節。
振りえかるこの季節は、いずれもぼんやり滲んでいることに、時を感じた。
時を感じている
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 時を感じている
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://3jyo.tv/mt/mt-tb.cgi/149
