TVを殆ど見なくなって久しい。
が、緒形拳さんの訃報に昨夜は久々にTVを眺めつつ、夜を過ごした。
暫くぶりに見る民放報道番組。
TVの影響力はやはり凄いと思う。
お手軽な情報発信源。
片面から切り取り、民意の代表のように作成されたVTR。
正義がスーツとネクタイをしているような顔つきをした司会者。
美しい女達。
20分程で辟易とした。
是非を言う立場にないが、少なくとも私は見なければ良かったと思った。
数多い情報。
受け手も情報を選ばねば。
政治家でもないのに、代表して語ってます的なものは、懲り懲り。
言論に責任はあるのかな?
人は死ぬ。
そのあり方が何なのか、解らない。
只、喪失感。
こんなに好きなのだなと初めて気が付いた。
なくして気付く。
愚かなり。
彼の書の本を眺め、溜息。
様々な思念を覚えながら見たTV。
結局最後まで観賞。
また、暫く見ない自由を想いながら、電源を消そうとした瞬間流れたCM。
自分の声のナレーションに手が止まった。
同じ電波で流れる自分の声。
これも自分の仕事。
思わずもうひとつの溜息をつき、電源をOFFにした。
